【解説】長男のスマホをIIJからmineoに乗り換えた理由は〇〇ができなかったから
県外で一人暮らしをしていた長男のスマホは、IIJで契約していました。
これまで問題もなく使い勝手も良かったのですが、大学卒業を前に一点だけ問題が出てきたのです。
この記事では、現状問題ないと思われるお子さんのスマホ契約に潜む、将来悩みの種になるかもしれない一点について解決策を解説しています。
料金が安い携帯会社はありがたいけど、それだけが決め手じゃないことが分かったよ。
IIJでは名義変更できない!
長男のスマホは、父親名義で契約したIIJのSIMを利用したものでした。
大学卒業と同時にSIM契約を本人名義に変更しようとした考えたのですが、IIJでは名義変更ができないことが判明したのです。
長男のスマホ事情
そもそも我が家の長男がスマホデビューしたのは、高校進学時です。
その時は私たち夫婦と同じauで契約し、家族割を利用していました。
長男が県外の大学に進学するにあたり、家計を節約する名目で格安SIM(IIJ)に乗り換えしたのです。
IIJは安さと使いやすさで評判だったんだよ。
IIJでも父親名義のまま
多くの親御さんは、お子さんのスマホを親名義で契約していることでしょう。。
我が家でも長男のスマホは、父親名義で契約していました。
そして大学進学時にIIJに乗り換えたのです。
もしものタイミングで長男名義に変更しておけば、今回の問題は起こらなかったかもしれません。
しかし、我が家ではそのチャンスを見過ごし、IIJでも父親名義のまま契約していたのです。
IIJを子ども名義にする2つの方法
IIJでは名義変更を受け付けていません。
しかし、親名義で契約している回線を子どもに利用させたいと考える人はは多いことでしょう。
子ども名義でIIJを利用するには、次の2つの方法があります。
1 新規契約する
親名義の回線を解約し、子ども名義で新規契約します。
しかしこの方法だと、これまでの番号を引き継ぐことができないため、番号が変わってしまいます。
番号は変えたくないですよね。
2 MNPでいったん他社に乗り換えたのちIIJに戻る
MNPでいったん他社に乗り換えて、そちらで名義変更を終えてから再びIIJに戻ると、電話番号を変えることなく利用することができます。
しかし、二度の乗り換えを行うには、手間も時間も必要です。
2度も乗り換えるのはめんどくさいです。
IIJからMNPでmineoへの乗り換えを選んだ理由3つ
我が家では、IIJからmineoにMNPで乗り換えて名義変更(回線譲渡)をしました。
mineoを選んだ理由は、次の3つです。
番号を変えず名義変更ができる
mineoでは、親名義の回線を子ども名義に変えることができます。
このような名義変更を回線譲渡と言います。
家族間なら手数料無料
回線譲渡は本来有料ですが、三親等内の家族間であれば手数料が無料になります。
WEBで申し込みできて、家族証明書類もWEBで送信できます。
手数料が無料になるのはうれしいですね。
安い料金でプラン(オプション)が豊富
mineoは格安SIMなので、利用料金も安価です。
基本プランにさまざまなオプションを設定すれば、自分にピッタリの料金設定をすることができます。
IIJからmineoへの乗り換え手順
IIJに限りませんが、他社からmineoに乗り換える手順は次のような流れになります。
(mineo公式ページ参照)
- 申し込みの準備
- 対応端末かどうかの確認
- 料金プランとオプションの選択
- MNP予約番号の取得
- 申し込み開始
① 申し込みの準備
申し込みに必要なものは次のとおりです。
☑ 御本に名義のクレジットカード
☑ 本人確認書類(運転免許証・パスポート・個人番号カード等)
☑ 連絡用メールアドレスと電話番号
② 対応端末かどうかの確認
公式ページの「動作確認済み端末検索」をタップすることで、mineo対応端末を確認できます。
※iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの動作確認が完了しています。
③ 料金プランとオプションの選択
音声通話のあり・なし、プラン・データ容量、オプションを選択します。
デュアル(音声通話+データ通信)
シングル(データ通信のみ)
A auプラン
D docomoプラン
S Softbankプラン
(シングル)
1GB 1,298円
5GB 1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円
パケット放題Plus
かけ放題・10分かけ放題
マイそく(データ無制限プラン)
夜間フリー
mineoに満足している私ですが、過去にはこんな失敗もしていました。
④ MNP予約番号の取得
利用中の電話番号をmineoでも利用する場合、MNP予約番号が必要です。
MNP予約番号は、現在契約中の携帯電話会社で発行してもらう必要があります。
IIJはMNPワンストップ対象事業者じゃないから、MNP予約番号が必要です。
⑤ 申し込み開始
申し込みはWEBで行えます。
mineoでの名義変更(回線譲渡)手続き
mineoへの乗り換えが完了すれば、名義変更(回線譲渡)を行いましょう。
mineoの名義変更(回線譲渡)手続きは、次のとおりです。
譲渡人
- 必要書類等の準備
- 回線譲渡手続きのWEB申し込み
- 本人確認書類・家族証明書類のアップロード
- 「交付番号」の取得
譲受人
- 郵送物の受け取り
- mineoの支払方変更申し込み
回線譲渡手続きは別の記事で詳しく解説してるから、そちらを参考にしてください。
まとめ
親名義で契約した子どものスマホを名義変更するには、注意が必要です。
なぜなら、IIJなどいくつかの格安SIMでは名義変更ができないから。
親名義から子供名義に変更するためには
- 番号が変わる新規契約
- 番号を変えないならMNPで他社に乗り換え
かの、どちらかを選択する必要があります。
mineoなら番号を変えることなく名義変更でき、家族間なら手数料も無料。
プランも豊富で料金も手頃なので乗り換えやすいです。
これからお子さんのスマホ契約を検討中の方も、将来の名義変更まで考えておくことをお勧めします。